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車の購入とナンバープレート

フランス生活に慣れてくると、バカンスの際に車で出かけたり、日々の生活においてもちょっとした外出やドライブ、買い物など、車を使用する機会はたくさんあります。フランスはディーゼル規制が厳しくなっており、これから車を買うなら比較的新しいディーゼル、または「ガソリン車」「電気自動車」がお勧めです。政府の奨励金が出る可能性もあります。特に地方では、公共交通網が大変少ないため、車があることにより生活の行動範囲がぐっと広がります。交通ルールを守って楽しい車生活を送りたいですね!

ここではフランスでの車の購入方法とナンバープレートについて紹介します。


新車の購入

ディーラーを通して購入します。時期によってはプロモーションになっている時期などもあります。
分割払いなども可能。新車をディーラーで購入する場合、中古車をあわせて売却する(引き取ってもらう)ことも可能です。車のナンバーも手数料を払うと取得してくれます。


中古車の購入

中古車の購入は個人から直接買う、または中古ディーラーを通して購入が可能です。フランス人はマニュアル車を好む傾向が強く、特に中古市場ではオートマ車は少なめです。状態のいい中古車の場合はすぐに売れてしまいますので、売主(個人/ディーラー)に速やかに連絡し、気に入った場合は手付けを払うなど早めに決断をお勧めします。支払いは多くの場合小切手ですが、ディーラーの頭金はカードを使える場合もあります。

*車検に関して
全売買時に4年以上前に購入された車には売買前の6か月以内に車検が義務付けられていますので、必ず確認をしましょう。売主側は譲渡日から2週間以内、買主側は1か月以内に名義変更の手続きが必要です。 

*中古ディーラーで購入 
中古ディーラーの場合、手数料を払うことで、自動車登録証、ナンバーを取得してもらうことも可能です。(個人で行うことも可能)

*個人売買 
購入金額は安くなる傾向がありますが、やはりきちんと保障(3か月〜1年)がついた中古ディーラーから買うことをお勧めします。相場より高く売る売り主も多いので、必ずインターネットで自分の希望と相場を確認しましょう。自動車登録証、ナンバーは自分で取得が必要です。 

〇参考サイト
ラ・サントラルla central http://www.lacentrale.fr/ 
ル・ボンコワンle boncoin https://www.leboncoin.fr/


ナンバープレートの取得

フランスでは2009年にナンバープレートの書式が新しくなり、以前のように居住区の県のコードを入れる義務がなくなりました。地方圏のロゴと県コードを入れるスペースは右端に残っていますが、これは任意なので、自分の出身県など好きな県のナンバーを入れることもできます。以前のように他の県に引越してもナンバープレートを新しくする必要はなくなり、廃車になるまで最初に発行された番号を使用することになります。ナンバープレートの取り付けには特別な道具が必要なので、自動車修理工場に持っていて取り付けてもらいます。 

出典:在仏日本人会 加筆:エトワ編集部

この記事の執筆者

エトワ編集部

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