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パリ旅行中のトイレ利用

新しいタイプの公衆トイレ。場所によってはピクニックの時期など、長蛇の列になることも。
新しいタイプの公衆トイレ。場所によってはピクニックの時期など、長蛇の列になることも。

旅行中に気になることのひとつといえば、トイレ事情ではないでしょうか? 「街歩きの途中で突然トイレに行きたくなったら?」「駅や街中の公衆トイレは?」など、気になることがたくさんあると思います。ここではパリで屋外にいるときのトイレの利用法について紹介します。



・観光施設やデパート
美術館などの観光施設にはたいていトイレがありますので、訪問時に済ませておくとよいでしょう。また、大型デパートにもトイレがあり無料で使用できます。その他、街歩きの途中などであれば、カフェに立ち寄って少し休憩をしつつトイレを借りるのもお勧めです。パリには日本のようなコンビニはありませんし、商店等ではトイレを借りることはできませんのでご注意ください。


・SNCFの公衆トイレ
フランス国鉄の駅には公衆トイレが設置されています。トイレットペーパーもあります。使用するには1〜2 €の使用料がかかります。トイレの入り口に係の人がいますので、支払いを済ませてから中に入ります。(支払いはクレジットカードも可能なところが多いです。)

・公衆トイレ


実はパリの街中には750箇所以上の公衆トイレがあります。特に観光客が多く集まるところは充実しており、セーヌ川沿いやサン・マルタン運河沿いなどでも頻繁に目にします。 最も多く目にするのはボックス型のトイレ「サニゼットSanisette」です。このトイレは、ドアの開閉はボタン式で、緑のランプがついているときに使用できます。基本的にトイレットペーパーはありませんのでご注意ください。洗浄は、中にあるボタンを押した後、トイレを出てから行われます。トイレ全体が自動洗浄され、洗浄後が済むとまた緑のランプが点灯し、次の人が使用できる仕組みになっています。

・注目の公衆トイレ

Clément Dorval / Ville de Paris
Clément Dorval / Ville de Paris

最後に、昨今注目を浴びたパリの公衆トイレをご紹介します。

マドレーヌ寺院の地下部分にある公衆トイレです。もともと1905年から使用されていたトイレで、アール・ヌーヴォーの美しい装飾やインテリアが特徴的です。歴史的記念物に定められています。2011年から改修工事がなされ、2023年2月に再開されました。マドレーヌ広場の脇に地下の入り口に下りる階段があります。使用料は2ユーロで、毎日10時〜18時の間使用できます。

参考URL

PARIS-Les toilettes publiques à Paris https://www.paris.fr/pages/les-sanisettes-2396

PARIS-Lavatory Madeleine : un bijou de l’Art nouveau rouvre ses portes https://www.paris.fr/pages/lavatory-madeleine-un-bijou-de-l-art-nouveau-rouvre-ses-portes-23171

この記事の執筆者

エトワ編集部

ET TOI(エトワ)編集部です。皆様のお役に立つ記事を執筆します。

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